防虫処理加工京銘竹

竹へのこだわり
  1. HOME
  2. 竹へのこだわり
  3. 防虫処理加工

防虫処理加工

防虫処理加工

10年間の研究により、防虫技術を確立

昔から、竹の害虫は、『竹の三悪』のひとつとして恐れられていました。近代建築はもちろんのこと、伝統的な建築物に虫がつくと大変です。そこで私達近畿銘竹防虫協議会は、皆様に安心してお使いできる竹材をご提供するために10年間の研究を重ね、『真空加圧式薬剤注入法』による防虫技術を確立し、竹の虫食いを阻止する『防虫処理済』の竹材を完成しました。

竹を食う虫とは?

タケトラカミキリ タケトラカミキリ脱出孔跡
タケトラカミキリ 脱出孔跡

竹を食べる虫には、竹材や竹製品などの乾燥した竹を食べる『乾燥竹材害虫』と、タケノコや葉、枝などを食べる『生竹材害虫』の2種類にわかれます。
私達が扱っている銘竹・竹材は建築やインテリアに使われるものですから、これを食べる虫は『乾燥竹材害虫』で、代表的な害虫として、チビタケナガシンクイムシ・ヒラタキクイムシ・ベニカミキリ・タケトラカミキリなどがいます。

防虫処理に使う薬剤

防虫薬剤として、ホウ素系化合物とAAC(アルキル・アンモニウム・コンパウンド)を主成分とする水溶性加圧注入防虫剤の『タケゼット』を使用。
この薬剤の特徴は、

  1. 非常に低毒性で安全性が高い。
  2. いろいろな竹の虫に効果がある。
  3. 長期間その効果が続く。
  4. 無色透明で臭いがない。
  5. カビの発生を抑える。

というもので、竹の防虫剤として優れた効果を発揮します。

竹材への注入法

木材に薬剤を注入するのに用いられていた装置を竹材用に工夫改善された『真空加圧式注入機』を使って薬剤の注入を行う。この装置を使って薬剤を注入すると、薬剤が竹材組織の隅々まで完全に浸透するので、虫食いを完全に阻止できるのです。

真空加圧式注入による薬剤注入の効果は?

防虫処理した竹竹と無処理の竹を、竹の虫がたくさん澄んでいる場所に同じ条件で置き、10年間にわたって定期的に継続調査しました。試験後10年間の観察の中で、4年後にただ1個のタケトラカミキリが見つかっただけでした。しかし、これは試験のときにできた傷から入った人為的なものでしたから、この装置による防虫は完全であったと確信できます。ちなみに、防虫処理をしなかった場合は、10年間を通して年平均約10%の被害がでました。これで、いかに防虫処理済の竹材が虫を寄せ付けないかご理解いただけたことかと思います。どうか安心してお使い下さい。


このページの上部へ